寒い日々が続いております。
こんなときは暖かい鍋が最高です。
さて、昨日鍋奉行が現れました。
鍋奉行は「どけどけー」と勇ましく台所にたち、手際よく白菜、ねぎ、春菊などの材料を刻み、ふわふわの肉団子をつくりました。
鍋奉行がつくった鍋は美しかった。そして美味かった。
しかし。鍋奉行は厳しい一面をもちあわせている。
奉「春菊を食え!」
私「えー、いま食べましたよ」
奉「いいから食え!いまが食べごろなんだ!」
私「・・・・・・・・ぱくり(奉行にアピールしつつ春菊をたべる)」
はたまた。
奉「リゾット(←雑炊ではないらしい。奉行のこだわりか?)をつくるから、さっさと残っている具材を食べろ!」
私「えー、もうお腹いっぱいっすよ」
奉「(有無をいわさず、私の皿に具材をどっさり盛る)」
私「えーーー!!!そんなにー!!!」
ま。
そんなこんなありましたが、鍋はほんとうにおいしかったです。
「こんなにおいしくて楽しいと自殺なんて考えられませんな」と鍋奉行を称えましたが、「嘘っぽい」と却下されました。
最後まで奉行は厳しい武士の面持ちでした。
そんな奉行に来年も会いたい。
あ。
ちなみに奉行は通常座長と呼ばれています。
午前中、稽古場確保のためわたわたいくつかの施設に訪問。手続き。
午後、下北に移動。劇小劇場で1人芝居をたてつづてに2本観劇。
となりのギャラリーで特殊メイクの展示をやっていたのではいってみると、ちょうど客が私ひとりだけだったので、作者の方に作品をひとつひとつゆっくりと説明してもらえた。
下北の町をぶらぶら。
ウインドーショッピングのはずが、パンツを購入してしまう。下北は危険な街だ。ぜったいなんか買ってしまうもの。
とっても履きやすい靴にも出会ったが今回は保留。バーゲンリストにいれておく。
夕方、ハンバーグ定食が食べたかったので大戸屋へむかったが、廃業していた。ショックだ。下北の大戸屋にはいろいろ思い出があったのに。ま、たいした思い出ではないのでいいか。
しょうがないので、東京キッチンで煮込みハンバーグ定食を食す。あれ、東京キッチン、意外においしいんだな。
夜、OFFOFFシアターで観劇。
電車で帰宅。最寄り駅の改札で座長から電話がかかってきて制作のはなしを数分。
改札から地上へあがると、駅前においておいたはずの愛車(自転車)が撤去されており、しばし呆然。
5日まえに撤去されてた地域だから、今日はだいじょうぶさ、ふふん、とたかをくくっていたのに・・・・・
撤去料金は4000円。
今日あきらめた靴が5000円ちょっと。
く、くやしすぎる・・・・。
そんな日もあるんだわと涙をこらえながら、とぼとぼ坂道をのぼった。
こりゃあ、風呂場でリラックスだ!とラベンダーの入浴剤をいれてみた。が、いつまでたってもちいさな玉の入浴剤がとけない。おかしいなあと思ったらひとつひとつラップでつつまれてた。おのれ、入浴剤にまでばかにされるとは。
むむむー。
ま、そんな日もある。