星新一さんの父:星一さんは星製薬株式会社の社長さんでした。
星製薬。
きいたことあります?
わたしはなかった。
星製薬とは
明治時代末にアメリカ留学帰りの星一さんがつくった会社で、日本で初めてモルヒネの精製に成功するなど飛躍的に発展したんです。
しかし、
アメリカ仕込みの自由な者の考え方をする星さんは、保身第一の官僚たちの反感を買い、陰湿な政争に巻き込まれ、官憲の執拗きわまる妨害をうけ、会社はしだいに窮地においこまれたのです。
「人民は弱し 官吏は強し」
は、星新一氏が最後まで屈服することなく腐敗した官僚組織と闘い続けた父の姿を書いた本です。
このタイトル。
図書館ではじめて目にしたときから気になっていたのだが、
まずは短編を読まなきゃということでおいといて、
最近やっと読めました。
星新一の文体にひきこまれ、
読みながら、むかむかいらいら、本気で腹がたちました。
だって官僚たちの仕打ちがひどすぎるんですよ!
一個人を政府がよってたかっていじめてるんですよ!
結局、星製薬はライバル会社に吸収されるという末路をたどりました。
星新一のショートショートは、人間の裏の部分、悪魔の部分をえがいている作品が多い。
それはこの父の人生に大きく影響をうけているそうだ。
私が今回出演する「マイ国家」という有名な短編は、まさに星新一の官僚に対する考えがよくあらわれている作品です。
しかしさー、
なんだか昔も今もかわらないんだなー、
って思っちゃうよね。
さてさて、
共演者紹介第二弾。
いくよ~
山本艶さん♪
なんと
私が学生時代に名古屋で共演した女優さんのお母様でした!
めっさ、びっくりした!!
世間はせまいというけども。
狭すぎじゃね!?
娘さんと顔がとても似てらっしゃる。
「母親ですー」と聞いた瞬間、「ぎえええええーーー!!!!」と大声だして驚いちゃいましたもん。
「でかい声だしてんじゃねー」と一功さんに注意されたくらいですもん。
娘さんは名古屋に住んでいて今回は観にいらっしゃるそう。
たのしみだ~。
鳥海公くん♪
とりうみあきら と読みます。
ちょっと珍しい名前だよね。
運動神経抜群で、どんなスポーツでもすぐある程度のとこまではいっちゃうそうです。
嗚呼、
そんなこといってみたいよ・・・・。
無口かと思いきや、打ち解けるとおしゃべりとまんない。
飲みもとまんない。飲み放題で必ずもとをとって帰る男です。
いまどきの子かと思いきや、「suicaなんか使わねー」というわりと硬派な男子です。